前回に引き続き童謡アレンジ第二弾ということで、ゆうやけこやけです*1。
地元に帰ると住宅地や大きな道が通されていて、僕にとっての通学路はもう記憶の中にしかありません。毎日読み込むわけではないその記憶は、時間とともに劣化していきます。
あの頃の自分がどのような景色をみて、どんな気持ちで帰っていたのか。それは楽しかったのか。それすらよくわからなくなっていくのでしょう。
でも僕はそういったものから「卒業する」とか「大人になる」という言い方が好きではありません。いくつになっても楽しかったらスキップしていいのです。それに言い訳をすることが「卒業する」や「大人になる」ではないはずです。
ただ少しだけ、体が大きくなって、周囲に大切な人が増えて、責任が増えて、スキップするだけの余裕がないだけなのです。
最後はそんな肯定的な意味を込めてシンコペーションのリズムとちょっとした対旋律を入れてみました。
これを読んだあなたの思い出に僕のアレンジがマッチしますように。