童謡アレンジ第三弾ということで、今回はグリーングリーンを選んでみました。
今回は2ピース構成なので、主調への回帰はなし。サビ前転調方法はいつものクラシック音楽の伝統的な手法を使用しています。
サビからオリジナルの対旋律が入ってきますが、これは本来それ以前に提示されたメロディを展開させる予定でした。結果としてはその残骸がかすかに残るのみで、なんとなく直感で思いついた動機を使用することになってしまいました。
前半のC→Em→F→Gは展開せず使用し上昇音型とすることでサビでの下降ラインとの対比を意識し、それに機嫌をよくするように12小節目の和声進行はお気に入りの組み合わせとなりました。
なお、11小節目のE/Gはどちらかと言うとG6/Eの解釈の方が自然かもしれません。
次回はもう少し主旋律に寄り添った対旋律を作りたいところ。